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2005年07月22日

日本語教育と生活支援

外国人に日本語を教えていらっしゃる皆さんは、「日本語教育」と言う言葉と「日本語学習支援」と言う言葉とでは、どちらがお好きですか。

「両方同じだ」と考えていらっしゃる方も、「それぞれ違う」と思っていらっしゃる方も、心の中に「プロ」と「アマ」という意識がありませんか。 

21年前に、岡山県庁地域振興課の応援の元に始まった岡山日本語センターの使命は、現在まで一貫して、「外国人への日本語教育と生活支援ならびにボランティアの日本語教育養成を通してのより良い国際社会推進」への貢献です。

すなわち、OJCでは設立以来ずっと「日本語教育」にこだわり続けているのです。教育はあくまでも教育であり、先生ごっこでも、単なるサポートでもありません。

さらに、受講生の求めに応じ、できる範囲での生活支援を行っています。それは日本語教育を通しての信頼感があってこそ可能なのだと言えます。

そのために、受講生に信頼される質の高い日本語教師として誇りを持って活動する日本語教員の養成は重要なのです。

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会員たちは日々血の滲む様な努力と自己研鑽に励んでいます。

何回も教えた課であっても、1回(90分)の授業のために準備する時間は最低1時間です。

対象の受講生が変われば、教えるアプローチが変わるのが当然だからです。


この考え方に賛成の方は是非ご一報ください。一緒に活動しませんか。

反対の方もご意見をください。

投稿者 uragami : 22:53 | コメント (0)

2005年07月15日

アジア教室風景

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アジア教室の一場面です。渡辺先生とニカさんが、がんばっています。

投稿者 onoda : 20:22 | コメント (0)

2005年07月11日

日本語教育実習無事終了

中国短期大学日本語教員養成課程の授業科目『日本語教育実習」の実習校として、OJCが日本語教育実習生を受け入れて、今年は4年目。

OJCで過ごす30時間の教育実習のうち、各学生が実際に教壇に立つのは5時間程度。何カ国にも及ぶ外国人を相手にしての授業の為には、何時間もの見学や準備をしても、まだまだ足りない。

準備や教材作成は懇切丁寧に指導するOJCの教師は、学生が実際に教壇に立っている間は助け舟は出さない。学生が必死に頭と体を使って授業をすれば、学生にも受講生にも集中力が生まれ、思わぬ成果を挙げる。

クラス全体で考え、お互いに日本語のみで助け合う。それによって、受講生の日本語のコミュニケーション能力は高まり、クラス全体に明るい笑顔が広がる。

実習生は夜もろくに眠れないほどの緊張した日々を過ごした後、「言葉を教える事と学ぶことの難しさ楽しさが良く分かった。相手の立場に立つことができるようになり、人間としてもすごく成長した気がする。」
と言って、大学に戻っていく。
 OJCの指導者としては、正直言って実習期間中気苦労が絶えず、精神的肉体的に疲労困憊に達する。

 しかし、彼らが将来日本語教師になろうとなるまいと、日本語日本文化を愛し、言葉を通して、何らかの形で世界平和に貢献する者になるだろうと確信している。そうなれば教育実習受け入れの苦労も報われるということか。

投稿者 uragami : 00:27 | コメント (0)

2005年07月10日

七夕

P7060100.JPG七夕の前夜でしたが、皆さんの大いなる願いを
小さな短冊に託して笹に飾ってお祈りをしました。

投稿者 onoda : 10:39 | コメント (0)