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2005年06月09日

6月7日(火)の入門コース

今日の出席者は、カナダのマークさんが旅行のため、チュニジアのタハさんとタイのラタナーさんだけでした。

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お二人とも日本語の学習をゼロから始めてまだ2ヶ月たっていません。初めのうちは「あいうえお」の書き方に苦労していましたが、今ではひらがな、かたかな、多少の漢字は大丈夫。また最初は授業中に英語や辞書を使いたがって教師に止められたりしていましたが、最近は90分の授業中、読む練習と書く練習の合計10分程度以外、「たとえば?」などと質問しながら日本語の会話が途絶えることなく続きます。


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今日は明日の朝早くチュニジアに帰るというタハさんに対してラタナーさんからこれまで学習した様々な表現を使っての質問がぽんぽんと飛び出しました。

「大阪からあなたの家までどの位かかりますか」 「24時間位かかります。」                                  「一人で行きますか」 [奥さん(日本人)のお母さんと、お母さんの友達と、私、全部で3人行きます。」
「車を運転しますか」 「日本ではしませんが、チュニジアではします。たぶん、毎日車でお母さんを案内します。お母さんとても元気、私疲れる。」と、いささか大げさなジェスチャー。このようにして二人の会話は延延と続きました。7月1日にまた授業に戻ってくるというタハさんは「毎日日本人と話すから日本語は忘れません、先生」と、
こちらの心配を察したかのようににっこり。外国人と話すとき、いつもこの察しの良さには参ってしまいます。
「タハさん、元気で行ってらっしゃい。」

投稿者 admin : 2005年06月09日 21:19

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